Unicode検索置換ファイル
EPWING/電子ブックでは、辞書を検索するときのインデックスの文字コードに、JIS X0208を使用しています。
EBPocketでは、検索語欄にUnicodeを使用した場合、
ビルトインされた変換表により、JIS X0208に変換して検索します。
これにより、たとえば á と入力しても a で検索します。
ビルトインされた変換表では、Latin 用と漢字の異体字を定義しています。
Unicode検索置換ファイル(alternate.ini)を定義すると、Unicode文字を任意のJIS X0208 文字に変換して検索できます。
EBWin、EBMac用のalternate.iniをそのまま使用できます。
- alternate.ini というファイル名で作成します。
- (Android4.2以降の場合) /storage/emulated/0/Android/data/info.ebstudio.ebpocket/files/ に転送します。
- EBPocketを再起動すると有効になります。
- 1文字目が半角の # の行は、全体をコメントと見なします。
- １行に、検索文字のUnicodeと、置換文字列の対を１個ずつ定義します。フォーマットの形式は、次の通りです。
uXXXX <TAB>置換文字列
XXXX は16進コードです。
# エスツェット(eszett) の例 u00DF ss |
# 漢字の異体字検索の例 (噓 -> 嘘) u5653 嘘 |
見本：alternate_kanji.ini - 青空文庫旧字検索用(EBWin/EBMac/EBPocket for iOS/EBPocket for WM 共用)