記事No | : 356 |
タイトル | : Re: 小学館スーパーニッポニカMac版CDのEPWING化 |
投稿日 | : 2009/05/03(Sun) 23:22:23 |
投稿者 | : むつ |
以前、Mac版 スーパー・ニッポニカ2001 DVD-ROMをEPWINGに変換した事があり、Rick様
のお持ちのMac版のバージョンがわかりませんが、参考になればと思い投稿させて頂きます。
1、Mac版DVD-ROMからデータを抽出する。
MacOpener6.05を利用し、Macintoshフォーマットの(HFS+)のDVD-ROMからすべてのデータを
ハードディスクにコピーする。
※MacOpenerは5日間のお試し試用期間が有りましたが、残念ながら現在販売終了しており、
代わりのツールを探す必要があります。
2、ハードディスクのディレクトリは次の通り
C:\Program Files\Shogakukan\SuperNipponica2001
├─datas
│ ├─bindir
│ └─bindir2
├─Desktop Folder
├─fonts
├─help
│ ├─help_2001
│ └─help_2001KE
├─maps
├─QT4.1.2インストール
├─TT フォント
├─YAMAHA S-YXG50
├─小学館
└─SSNDataBase
├─SSN_DB
├─SSN_DB01
├─SSN_DB02
├─SSN_DB03
├─SSN_DB04
├─SSN_DB05
├─SSN_DB06
├─SSN_DB07
├─SSN_DB08
├─SSN_DB09
├─SSN_DB10
├─SSN_DB12
├─SSN_DBKE
├─SSN_DBPrf
├─tmp
├─tmp01
├─tmp02
├─tmp03
├─tmp04
├─tmp05
├─tmp06
├─tmp07
├─tmp08
├─tmp09
├─tmp10
├─tmp12
├─tmpKE_R
└─tmpPrf
※tmp 〜 tmpPrfの各フォルダーは別途コピー
3、Windows版と同等の環境作成
・C:\Program Files\Shogakukan\SuperNipponica2001\SSNDataBaseに
作業用フォルダー(tmp 〜 tmpPro)の作成
EPWINGへの変換には必要ないかもしれない。
・C:\Program Files\Shogakukan\SuperNipponica2001\SSNDataBaseに
HiBase環境ファイル(SSN_DB.conf 〜 SSN_DBPrf.conf、までの14ファイル)を
テキストエディタで作成。
データの保存されているディレクトリーを示したファイルで、必須。
データの保存フォルダにあわせてファイル名と内容のPATHを編集。
例1:
ファイル名=SSN_DB01.conf
ファイル内容=
DBPATH="/C:/Program Files/Shogakukan/SuperNipponica2001/SSNDataBase/SSN_DB01"
WORKPATH="/C:/Program Files/Shogakukan/SuperNipponica2001/SSNDataBase/tmp01"
CASHSIZE=300
READONLY=on
DDD=on
SECURITY=off
VALUE=on
TLOG=off
CLOG=off
例2:
ファイル名=SSN_DB02.conf
ファイル内容=
DBPATH="/C:/Program Files/Shogakukan/SuperNipponica2001/SSNDataBase/SSN_DB02"
WORKPATH="/C:/Program Files/Shogakukan/SuperNipponica2001/SSNDataBase/tmp02"
CASHSIZE=300
READONLY=on
DDD=on
SECURITY=off
VALUE=on
TLOG=off
CLOG=off
※DBPATH以外は必要ないかもしれない。
4、起動時画像「SPLASH.bmp」を作成し、C:\Program Files\Shogakukan\SuperNipponica2001 へ保存
Mac版にはSPLASH.bmpというファイルが無いため、\help\help_2001\images\kido_mac.gif を
ペイントを使って256色ビットマップに変換し、ファイル名「SPLASH.bmp」で保存。
5、スーパーニッポニカToolkit の定義ファイル修正
・SSN2.EXEの定義ファイル「SSN2001DVD2.ini」をテキストエディタで修正。
最後の行に「BINFILE=SSN_DB12,521,2」を追記する。
Mac版では SSN_DB12 にサムネール画像が保存されているため、それを取り出す定義を追加記載する。
6、Convert2001.batを実行して変換作業を行う
バッチファイルやSSN2.EXE、SSN2html.EXEの使い方についてはToolkitに付属するドキュメントを参照。
7、MIDファイルの変換
音声はWINAMPでMIDI->WAV変換する(WAVのビットレートは11.025KHz、8bit、モノラル、10KB/秒)
WINAMPによるWAV出力は連番処理されるのでリネイムソフトの「Namery Ver.3.40」で「先頭から桁数分削除」をチ
ェック、「開始/桁 1 4」にして、一括処理。
以上、説明が下手で申し訳ありませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。