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タイトルEBStudioでの変換について(外字の表示)
記事No693
投稿日: 2011/07/21(Thu) 22:16:20
投稿者knzw
お世話になります。
PDIC形式のテキストファイルからEBStudioを使用してepwing形式の辞書を作成する際、外字を表示させたい箇所をたとえば「&hA121;」としておいて変換すると、「&」の部分が自動的に「&」になってしまい、全体としては「&hA121;」のようになって、外字コードとしては機能しなくなってしまいます。これを回避する手立てはありますでしょうか。
また、もとのテキストファイルで直接にunicodeを用いて「ム」などのように記述しておいても、それだけでは変換後のepwing辞書ファイルでその部分が当該unicodeに対応する文字で表示されることはないという理解でよいでしょうか。
ご教示いただけると助かります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

タイトルRe: EBStudioでの変換について(外字の表示)
記事No694
投稿日: 2011/08/27(Sat) 19:22:18
投稿者rw
すでに自己解決されているかもしれませんが、
レスがつかないようなので、一言。

> PDIC形式のテキストファイルからEBStudioを使用してepwing形式の辞書を作成する際、外字を表示させたい箇所をたとえば「&hA121;」としておいて変換すると、「&」の部分が自動的に「&」になってしまい、全体としては「&hA121;」のようになって、外字コードとしては機能しなくなってしまいます。これを回避する手立てはありますでしょうか。
>

これは、辞書本文中で外字を記述する方法を間違えているためです。

> また、もとのテキストファイルで直接にunicodeを用いて「ム」などのように記述しておいても、それだけでは変換後のepwing辞書ファイルでその部分が当該unicodeに対応する文字で表示されることはないという理解でよいでしょうか。
>

いいえ。
外字置換定義ファイルと外字フォントファイルの設定が正しくなされていれば、
これは正しい外字記述方法ですから、ちゃんと外字で表示されるはずです。


これらのことは、
EBStudio のマニュアルで、「外字置換定義ファイル」の個所を読めば
きちんと解説されていることがわかると思います。

具体例として、
以下のPDIC1行テキスト形式の例を変換してみれば納得されると思います。

aynu /// &hA162;ynu \ 人間
aynu /// áynu \ 人間
aynu /// áynu \ 人間


EBStudio の作者がせっかく懇切丁寧なマニュアルを作成して下さっているのですから、
利用者は、それをよく読むべきだと思います。

タイトルRe^2: EBStudioでの変換について(外字の表示)
記事No695
投稿日: 2011/09/11(Sun) 12:05:10
投稿者knzw
rwさま

ご教示まことにありがとうございました。
いただいたサンプルで実際試行錯誤してみて、ご教示の内容が理解できました。感謝申し上げます。

はじめからEBStudioの外字に関するマニュアルと、EBWinの外字定義ファイルのマニュアルを併せて読んで、かえって混乱してしまっていました。
辞書データ中ではunicode表記し、それをEBStudioの外字定義ファイルでebcodeにマッピングしたものを、EBWinの外字定義ファイルで再度unicodeにマッピングしなおす、という手順が理解できていませんでした。順序立ててひとつずつ試していくべきだったと反省しています。

具体的には、アイヌ語辞書を作成する際に半角カナを表記させることが目的でした。無事unicodeフォントを用いた表示ができるようになりましたが、画面上ではあまり全角 カナとの違いが目立たないので、自分で外字フォントファイルを作成した方がよさそうです。たいした文字数ではないのでトライしてみようと思います。

ご教示いただき大変助かりました。あらためて御礼申し上げます。