エクセルで作成したドイツ語・日本語の単語集をドイツ語特殊文字（ウムラウト、エスツェット）を含めて
EPWINGに変換して利用したいと考えています。
エクセルからpdic(１行テキスト）形式を経由して、EBStudioでEPWINGに変換できそうだと思いやってみました。

エクセルで「unicodeテキスト」で保存した上で、
Pdic１行テキスト形式「ドイツ語 /// 日本語」にかえる
ところまでは特殊文字を含んだ形で作成できました。

ところがEBStudioでの「１行テキスト形式から変換」がききません。処理は一応エラーもでず完了するのですが、
EBWinを開くと単語が一つも表示されません。

普通の「タブ切りテキスト」形式だと特殊文字が文字化けするため、unicodeで保存するしかないのですが、
EBStudioはunicodeファイルには対応していないのでしょうか？
何か良い方法をご存じの方がおられたら教えて頂ければ幸いです。

こんにちは。上記サイトで、EBStudioで作成した古典ラテン語・ギリシア語のデータを公開しています。ギリシャ文字など特殊記号が山盛りですが、ちゃんと表示できています。

まず、EBStudioの入力ファイルの文字コードはShiftJISでなければだめなようです。

ウムラウト付きなどの特殊文字は外字扱いになり、EBStudioの入力ファイルでは ä ï ß のような表記に直す必要があります。外字の文字入力方法は、EBStudioヘルプの
　「五　ファイル形式　−　外字置換定義ファイル（オプション）」
　　そこの「EBStudioで使用できるISO 8879エンティティ一覧 」
を参照してください。

本来ならば、外字文字のビットマップ画像などを自前で作成しなければなりませんが、主な物は hishida さまが作成済みで、EBStudio に付いています。

EBWinの方には、外字をUnicode文字として表示する機能があります。
これを使えば、特殊文字も違和感なく綺麗に表示できます。
また、ウムラウト付きaは、検索文字としてただの a になります。
これらの機能は、EBWinヘルプの
　「ファイルフォーマット　−　外字定義ファイル GAIJI/*.map」
　「ファイルフォーマット　−　Unicode検索置換ファイル」
をご覧下さい。

手順・注意点をまとめておきます。

o 「書籍の挿入」→「書籍情報の登録」で「書籍ディレクトリ名」を EBSTUDIO にすること。
　 → EBWinに、作成済みの外字定義ファイル EBSTUDIO.map があるため
o 入力ファイルの特殊文字は ä などに全て置換済みであり、ShiftJISで保存してあること
o メイン画面の「外字ファイル」に「C:\Program Files\EBStudio\sample\Gaiji.xml」を指定
o 同じく「外字定義」に「C:\Program Files\EBStudio\sample\GaijiMap.xml」を指定
o その他、「出力先」など適宜設定

ご参考になれば幸いです。

早速の返信ありがとうございます！

ファイル形式はShiftJISで、外字として処理するのですね。
その方法は全く知識不足で思いつきませんでした。

丁寧に方法を教えて頂き感謝！です。
早速やってみます。
ありがとうございました。